基本計画と整備計画
高速自動車国道は、計画から事業化に至るまでに、「基本計画」及び「整備計画」の各段階を経る必要があります。
基本計画
国土開発幹線自動車建設会議の議を経て、路線の区間、主たる経過地、標準車線数、設計速度、道路等との連結地及び事業主体について、国土交通大臣が決定します。
整備計画
国幹会議の議を経て、経過する市町村名、車線数、設計速度、連結位置・連結予定施設及び工事に要する費用の概算額について、国土交通大臣が決定します。
新直轄方式
採算のとれないような路線を高速道路会社ではなく、国や自治体が建設・管理をする方法の事です。
原則は無料で通行できるようになります。
この方式がが誕生したことにより、NEXCOの出資に頼らず、国と地方の出資による高速道路建設が可能となり、全国各地のぶつ切り状態の高速道路や有料道路が次々と一本で繋ぐ工事が始まったのです。