日本橋の地下ルート決定
- 首都高速・日本橋地下化のルート案が、22日の「首都高日本橋地下化検討会」で神田橋JCTから江戸橋JCT付近までのおよそ1.8キロの区間を地下化する案が決まりました。
- 案では、片側2車線でJR東京駅の北側から地下に入り、東京メトロ半蔵門線や銀座線、都営浅草線の間を通り、日本橋を通過、江戸橋JCTと接続するというもの。
日本橋の首都高地下化ルート案が決定 江戸橋JCTから東京駅北側の1.2キロ区間を八重洲線に接続https://t.co/3DdbiZgQxH #拡散希望
— SEKAI NO ツイッター王! (@ASDF_ZXCV01) June 16, 2018
- 最も深い地点では地下20メートル以上の地下を通る事になります。
- 当然、現在のこの区間の高架道路は取り壊し、呉服橋ICと江戸橋ICも無くなります。
- 今後、東京都知事が都市計画として決定すれば着工となります。
都心の地下化は難工事
- ただ、計画ルートには日本橋川が流れていて、地上にはJR、地下には地下鉄の半蔵門線や銀座線、浅草線が走っている。他にも東京電力の送電線やNTTの通信ケーブル、上下水道などが網の目のように通っているため、かなり難しい工事となり、工事費用は数千億円にのぼる見通しが出されています。
今後の予定は
- 国交省は、事業費や費用負担を2018年夏頃の検討会で決める方針です。
日本橋地下化プロジェクトとは
- 日本橋の首都高は日本橋の真上を通ることから、景観を損なうと長年論争がありました。また、1964年の東京オリンピックに合わせて建設されたため、建設から50年が過ぎて老朽化が進んでいます。
- これらを踏まえて、国交省が2016年7月に地下化に向けた具体的な検討を進め、2020年東京オリンピック後の着工を目指すと発表。2017年7月から、東京都や首都高速道路会社などと、高速道路を地下に移す計画の検討が進められています。